先日は、飲食店で活躍する現場外オジギビト衆について紹介した。
今回は、銀行や郵便局で活躍するオジギビト衆を、紹介したい。やや古い例ばかりだが、その辺は何とぞご容赦いただけると幸いである。
まずは郵便局の人々から見てみよう。以下の写真は、鳥取県の三朝郵便局の例である。
年始のATM休止を案内する、ゆうちょ銀行オジギ男女である。告知全体に合わせたモノトーンであるが、全体の雰囲気にマッチしており、存在感もしっかりあるオジギビトペアである。
富山中央局の外壁工事の白壁で、オジギしていた郵便局員オジギビトである。この人々、8年程度経過した現在でも、郵便局で広く活躍している様子である。
町役場の前のATMコーナーでオジギしていた、山陰合同銀行行員の男女ペアである。顔がそっくり…というよりは全く同じである。双子であろうか。
りそなの行員の人々も、ゴールデンウィーク中のサービスに関して頭を下げていた。このオジギ衆三名だけだと、何となく「お堅い」感じで、ちょっと冷淡な感じがしないでもない。
しかし顔を上げている人々(営業日を示している)の顔を見ると、非常にシンプルで親しみやすい顔をしている様子である(この写真では小さ過ぎて分からないが……)。
次の例は、ATMの画面上でオジギしている人である。
日専連の機械の画面でオジギしていた女性との事である。北海道支部長は「ちょっと不気味」との感想(無論、独特のカワイさというか魅力はあるのだが……同意したくなる気も少々)。
個人的には全体の感じが、80年代の解像度や色数が極めて限定されたパソコンで描かれたCGという印象で、大変好感が持てる。特に、肌の表現がタイリングペイントというのが素晴らしい。この機械では、敢えて色数を極限まで絞ったのだろうか(多分、白黒入れて8色くらい)。
旧オジギビト集会所で紹介していた時は、上のようなGIFアニメを使っていた。せっかくなので(?)、ここでも貼り付けておきたい。
ATMサービスの臨時休止を知らせている、女性オジギビトである。腹部で手を合わせるオジギ姿は、時として腹痛を覚えているようなポーズに見える事があるが、彼女の場合その表情も相まって、「腹痛感」をやや強く見る者に与えているようである。それでなくとも、ちょっと幸薄そうな感じがするのに……。
最近は銀行やATM自体をあまり利用しないせいか、これらの金融オジギビト衆もちょっとご無沙汰の感がある(ゆうちょ銀行はたまに使うが)。ちょうど今はGWということで、敢えて臨時休止しているATMなどを回ってみるのも、また一興かもしれない。