これまで二度に渡り、金属管を支える「支えるものたち」について紹介した。
今回は「支えるものたち」の中でも最も大きな勢力と言える、支える動物たちについて紹介してみたい。
本集会所で、正式に支える動物を写真にちゃんと記録したのは、2008年の11月、北海道釧路市内、弊舞橋のすぐ近くでのことだった。
カエルが「Sorry!」の陳謝メッセージを掲げつつ、金属管を支えている。カエルは裏と表で表情が異なる。
支えカエルには全く別のデザインのものもあり、どちらかと言えばこちらの方が、出会う確率が高いように思える(個人的に)。
こちらのカエルは、前足(両手)をこちらに広げて見せている恰好である。目の下の赤丸は、頬の赤みの表現であろう。このカエルの変わった使用例として、釧路市内の住宅地の中にある畑の囲いに、装飾として幾つかぶら下げられているのを見掛けたことがある。
次の写真の支えウサギも、様々な場所で活躍している模様である。
このウサギにはピンクバージョンもある。
上の写真、実は工事現場ではなく、ホームセンターの花売り場の仕切りとして配置されているピンクウサギである。ウサギの傍で棒を支えているのは、どうやらペンギンのようである(水色だが)。
恐らく、駐車をさせないための障害物の役目を担っているものと思われる。よく見ると、白い蝶ネクタイらしきものも見える。
東京都大田区蒲田の現場では一時期、大量の支え猿が出現したことがあった。
京急蒲田駅の工事は結構長い間続いていたので、ある時期は用事で通るたびに、必ずこの猿たちに会っていたような気がする。今はこの猿たちも、何処か別の現場で活躍していることだろう。
ぱっと見では、すぐに何の動物か分からないような支え動物もいる。
この黄色い動物は何だろうかとしばし考えてしまったのだが、狸あたりだろうか(熊かもしれないとも思ったが、どうやら狸で正解のようである)。動物の種類とは関わりないことだが、長い睫毛の目がとてもカワイイ。
同じ現場の別の所には、この動物のカラーバリエーション(オレンジ)と、支え鹿がいた。
角で上側の金属管を支えている。こうして改めて見ると、支え鹿はわりと凝ったデザインで、台座としてうまいこと纏められているようである。
動物の特徴をデザインとしてうまく纏めているもう一つの例が、次に示す支え象である。
象らしく、上側の金属管を、長い鼻で支えている。この象、よく見ると後ろ足を開いて、地べたに尻を付けて座っているようである。この写真では目や足先などが黄色く見えているが、反射材が貼られているためだろうか。
支え動物の例はまだまだあるので、続きはまた次ということにしたい。
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