先日11月8日は、皆既月食の写真を少々出させて戴いた。ほぼ一年前の2021年11月19日には部分月食(ほぼ皆既)が起こったが、残念ながら道東太平洋側では、曇天のために見る事はできなかった。
先日の月食のついでというわけではないが、旧集会所本部長室(biglobe)で一年前に出していた月関係の写真を、記録の意味も含めつつ再度紹介したい。
これは月が主役と言うよりは、月の周りの輪「月暈」(つきがさ、げつうん)を捉えようとした写真である。撮影地は京都市左京区某所、2011年11月9日21時33分の撮影である。撮影機材はSONY DSC-HX7Vである。
中央の明るい光が月、その周囲をぐるりと囲む光の輪が、月暈である。月暈をより強調した写真はこちら。
写真撮影後に見直してみると、月の下方に明るい星が一つ光っていた。残念ながら正体は不明である。あるいは月の光とレンズが生んだ、光学的なイタズラか?
何故か11月になると月の写真を撮りたくなるようで、2016年11月16日、朝6時42分に京都駅前で撮影したものもあった。京都中央郵便局の上の、沈みゆく月の写真である。これらは先日の皆既月食と同じく、SONY DSC-HX60Vによる撮影である。
当然という指摘もあるかもしれないが、周囲がこれくらいの明るさの方が、撮影しやすい感じである。
ちなみにこの写真を撮った後、京都駅発島根県松江市行きの高速バスに乗り、その日の昼過ぎに松江到着、集会所運営委員のM氏に会い、氏と火山ガラス試料にX線を照射する実験などあれこれ行った。