ご当地キャラが工事現場で活躍している例として、これまで厚岸町や愛媛県の例を紹介した。
今回は現場外のご当地キャラを一人、紹介したいと思う。群馬県・富岡市イメージキャラクターの「お富ちゃん」である。(なお写真は全て、四国支部長から)
世界遺産「富岡製糸場」で、立入禁止を示しているお富ちゃんである。現場の人々とは異なり、あくまでも優しく、穏やかにお願いしている感じである。
現場オジギビトであれば、立入禁止の場合はベンケイ型あるいは見得切り型のポーズで、厳しい顔で「禁止」を示すところである。しかしお富ちゃんは笑顔を絶やさず、丁寧にお辞儀してお願いしている。ちゃんと保護帽(富岡製糸場の名前入り)を被っているところも注目したい。
この場所は右側通行でお願いします、と呼びかけているお富ちゃんである。
お富ちゃんは富岡市のイメージキャラクターということで、富岡市の色々なところで活躍しているものと思われる。もしかすると、工事現場でも盛んに活躍中かもしれない(専用の保護帽も持っているし……)。しかし恐らく、確実に出会えるのは富岡製糸場だろう。
お富ちゃんのプロフィールはこちら。