先の記事で、昨年回収したいまいち怪しい感じのするアサガオの種三つを植えてみたら、一つが発芽したことについて書いた。
しかしこの直後にもう少しよく見てみたところ、他の二つも地中でちゃんと発芽していたことが分かった。しかし両方とも根っこが真横に伸びつつあったので、ちゃんと直立するようにして安置した。(荒い石に阻まれ、そのままでは正常に根を張れなかったものと予測できる)
これが4日ほど経った時点の、2番と3番の様子である。
3番の方は、この時点ではまだ種の殻が葉っぱに被さっている。下の写真は、1番の様子である。
しかしこの鉢にはちょっとばかり問題が発生している。どうも土の中に、謎の黒い小虫(体長0.2~0.5ミリほどか)が大量に潜んでいたようである。この虫たち、何故か2番の葉っぱだけを、もの凄く好んでいた。
実は上の写真よりも凄い量がたかっていたのだが(1番には殆ど目もくれず、この2番だけ集中していたのが不思議)、「水攻め」にして一旦2番から退場してもらい、一番上の写真を撮影した。現在は最も原始的かつ根気の要る方法で、見掛けたら排除している最中である。
ちなみに土はシーズンごとに交換するのが良いという話だが、その土自体もちょっと質の悪いものだと、虫の卵やら何やらが大量混入していることがあるらしいので、油断はできないようである。
この場合は、昨年のうちにこの鉢内に紛れ込んだものがいて、卵か何かの形で冬を越し、春になって一斉かつ大量に出てきたものと思われる。今現在は鉢の壁面の方に出現場所が移ったので、むしろ排除しやすい状況ではある(跳びはするが、ほぼ飛ばない感じではあるし)。キリが無いであろうことは十分分かっているが、不用意に化学的方法を使うのも何なので、「見掛けたら即物理的手段で排除」ということにしている。
ちなみに21日現在は、二重の物理的トラップ(鉢の縁に両面テープ)・障壁(鉢の下に水を張った皿)も仕掛けて、少なくとも「徒歩」での鉢外脱出はほぼ不可能な状態となっている。1段目のトラップに捕まる個体が既に続々と……。
そしてこれが最新の状態である。3番の方も、種の殻が取れている。
種を回収した時点では、ちょっとダメかもと思っていたのだが、ちゃんと発芽してくれたので一安心である。今後は果たして正常に成長するのか、そしてこの謎の黒い虫たちの影響はどうなのか(もちろん排除は継続)、見守ることになる。
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