先日は、土俵入りのようなポーズを取っている、直立不動オジギビトを紹介した。
今回は、腕の使い方(姿勢)に特徴のある人を、もう一人紹介したい。
左腕の出し方が、あたかも漫才のツッコミのような感じの、直立不動オジギビトである。肩と肘が90度で綺麗に曲がっている、幾何学的(?)に大変美しいツッコミポーズである。
手のひらにわりと生物感があるのに対して、安全靴回りが何と言うか「機械感」漂う感じなのが何故か気にかかる(別に悪い事は何もないが……)。
この人は、既に2009年には現場で活動していたことが、確認されている。デビューはいつ頃かは不明だが、彼の全体の雰囲気からして、何となく2000年代中頃かという印象である。
服の色が少し違う程度で、殆ど外見に変化はないようである。「只今、工事中」のメッセージの間に割って入る左腕も、そのままである。
これらの例からして、どうやらこの人は、清水建設専属の人のようである。東京都内限定かどうか、そして今でも現役かどうかは、残念ながら不明(恐らくまだまだ活躍中であろう)。