本集会所四国支部長が筆頭著者の、「はやぶさ2」サンプルの研究に関する論文が、4月20日にめでたくリリースされたので、ここでお知らせしたい。
雑誌はNature Astronomy、オープンアクセスなので誰でもフルサイズのPDF書類をダウンロード可能である。
ここで内容を解説することはしないが、リュウグウのレゴリス(表面の物質)試料に関する、電子線を用いた観察と分析により、衝突現象の条件(ピーク温度と圧力)を見積もることができたとのことである。それが何に繋がるかというと、地球の水(含水物質)の起源というところに行き着く。(タイトルの"mild"というのが、ある意味キモかと……)
まあ具体的なところは、PDF書類をダウンロードして、お読み戴ければ幸いである。理系、特に地球科学系の学生の皆さんは、ネットの翻訳サービスなど使ったりせずに、ちゃんと自力で読むことを推奨したい。
それにしてもさすが巨大プロジェクトに関係した研究、著者数がなかなかのものである。
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