今回は、久々に現場外オジギビト衆の中から、かつて本部長が約9年間居住した 、鳥取県東伯郡のスーパーマーケットなど小売店にいた人々を、紹介してみたい。
まずはこの人から。恐らく一番最初に、この地域で偶然出会った小売店オジギビトの人である。
彼は倉吉市西部のあるスーパーマーケットで、特に高齢の客の手伝いを申し出ていた人である。何を手に持っているのかはよく分からないが、客の購入した商品を丁重に扱おうという心遣いが、このオジギ姿勢によく現れている。
次のこの人は、湯梨浜町のホームセンターにいた人である。
この人は、「ホームセンターいない」羽合店のトイレ内で、頭を下げていた。一見、非常にシンプルな姿形であるが、実は割と絵が達者な人の手による造形のように思える(素材集の人だろうか?)。
次は、倉吉駅に隣接したコンビニの入り口でオジギする人たちである。
典型的とも言える現場外小売店オジギビトの男女ペアである。やや縦に引き延ばされがちなのは、あまり気にすることではない(これもしばしばあること)。現在はセブンイレブン・ハートインということになったようなので、たばこも普通に販売するようになっているかもしれない。
この人は、倉吉市内のスーパーのトイレで頭を下げていた人である。
この人もトイレで頭を下げていたが、いないの人とは理由が異なる。口の線の切れ具合と顔の輪郭との相互作用(?)のせいで、ぱっと見では、何故かよだれを垂らしているかのように見えた。
次のこの人も、また別のスーパーのトイレで頭を下げていた人である。
割と単純なように見えて、服のしわの表現などは意外とリアル感がある。シンプルな二等辺三角形の鼻は、小学校低学年の頃の、本部長の描く人の顔を思い出させて懐かしさを覚える。
小売店(売り場)内は通常撮影禁止であるが、今回紹介したような、店の外向きにメッセージを発している人々や、トイレで活動中の人々については、何とぞお許し戴ければと思う。