オジギビト集会所本部長室R

路上観察サイト「オジギビト集会所」本部長のブログ

【現場外オジギビト】鳥取県の小売店等の人々(但し「全国区」)

 先の記事では、2000年代に鳥取県東伯郡(倉吉市湯梨浜町など)の小売店で活躍していた、現場外オジギビト衆について少々紹介した。

ojigibito.hatenablog.com

 今回も引き続き、同時期の鳥取県内で出会った小売店等の人々について、紹介したいと思う。しかし恐らく(というか間違いなく)鳥取県特有とか独自の人々ではなく、当時全国的に活動していたと思われる人々である。

 最初はこの女性から。

鳥取県倉吉市田中町・イナイ倉吉中央店の人(2009年1月)

 この人は、カーナビ売り場でカタログが切れていることを陳謝していた人である。実にシンプルな構成であるが、それが却って効果的で美しいデザインの掲示と言えよう。
 この女性、他の現場外オジギ女性よりも、やや「ベテラン」的雰囲気を醸し出しているような気がするが、必ずしも他の人々よりも年長である事を意味するものではない……と思う。

 次の人は、鳥取県西部にある境港市の、100円ショップ「ダイソー」入り口にいた人である。

鳥取県境港市ダイソーの人(2005年3月)

 今風の、バランス良く整った造形の店員オジギビトである。この写真を久々に見て、税込み価格に一瞬「?」となったが、2005年当時はそうだったか……とすぐに思い直した。

 この人は倉吉市内の電機店の人である。

鳥取県倉吉市エディオン倉吉店の人(2007年3月)

 住まいのオール電化を始めたというお知らせの人である。大変カワイイ人であったので集会所で是非紹介を……と思っていたのだが、旧集会所では結局写真を出さずじまいであった。ようやくここで紹介できたか……と大変感慨深く思う。

 最後に、小売店とは違うサービス業の人を一人。

鳥取県倉吉市ソフトバンクの人(2009年5月)

 オジギビト界全体を見回してみても、あまり多くはない「実写」の人である。「リアルに生きている人」なので、ここでこうして出しても良いのだろうか……と些かながらためらいもある。しかし、大事なお知らせのために広く全国の店舗で頭を下げることになった人であり、さらに既に十数年も経過しているので、どうか寛大にお許し戴ければと思う。
 この看板では、第2世代携帯電話サービスの終了を予告していた。第2世代とはどんなものだったか……というのも既に思い出せない。(アナログからデジタルへの転換とデータ通信サービスの普及ということになるようである)
 今現在の最先端が第五世代(5G)ということだが、うちの近所では未だにその範囲ではなく、普及はまだまだのようである。6Gが正式に出てきた頃にようやく少しずつ5Gが、という周回遅れの感じだろう。まあ地方は後回し(=軽視)というのは、この手のサービスの常ではあるが、高速だ何だと喧伝する割には、エリア拡大のペースがいかにも遅い気がしないでもない。

 まあそれはともかく、鳥取県内の小売店等の人々についてはひとまずここで区切りとしたい。