先日、何かのテレビ番組で、街中の色々なものを撮影している人々のSNSに関して紹介していたのを見掛けたが、その中に今回紹介する「支えるものたち」(本集会所での呼称)を集めいている例も紹介されていた。
本集会所でも、工事現場の境界を仕切るための金属棒を支える台座(で良いのだろうか)に関しては、以前から注目していた。この「支えるものたち」は、動物が大勢を占めており、その次に版権キャラクター、そして汎用的な人型という勢力分布となっている模様である。今回は手始めに、最もマイナーな存在かもしれないが、活躍の場はわりと多そうな、汎用・人型の「支えるものたち」を紹介する。とはいえ、実質的に男女二人分だけなのだが……今のところ。
なお、全て「現場での実際の活躍」の様子であり、ネットなどで出ているカタログからお手軽に取ってきた画像ではないことは、強調しておきたい(一目瞭然ではあるが、一応)。
この人が、本集会所で始めてその活動が捉えられた、棒支えオジギビトである。スタンダードな直立不動姿勢を取っており、そのオジギポーズをうまいことデザインに取り入れている。
棒支えオジギビトには、女性の仲間もいる。次の写真は、京都市内での例である。
形は同じなのだが、素材の色と顔の部分が異なっている。このご時世、赤とかピンクを「女性の色」と決めつけるのは古いとか何とか言われそうだが、長い睫毛が特徴的なカワイイ顔立ちは、女性と判断して差し支えなかろう。
この人には、独自展開的なバリエーションが確認されている。次の写真は、京都市内に大量展開した、女性棒支えオジギビトである。
直立不動オジギではなく、床(というか地面)に座った姿勢でのオジギをしている。しかも和装である。顔はお馴染みの彼女なのに、どういうことか?と思ったら、上から和服をプリントしたシートを「着せられて」いた。
和服を印刷したシートを上から被せている。この棒支え人、この現場ではかなりの大集団なため、「着付け」は大変手のかかる作業であると思われる。
この「和装棒支え人」、確か2015年か16年あたりに、ネットニュースなどでも、少々話題になったことがある。こうして改めて拡大写真を見ると、思った以上に手が込んでいることが見て取れる。指の爪の淡いピンク色など、実にさりげないのだが、気が付いた瞬間にぐっと目が引きつけられずにはいられないものである。
次回は、「版権キャラ」の棒支えのものたちを紹介したい(忘れなければ)。
「みうら分類」では分類不可能な飛び出し児童たちも、そろそろ紹介してあげねばと思っているが……少々、写真の整理が必要である。