2022年5月13日に、本部長が書いたミニ本が正式リリースされたので、この場をお借りしてお知らせしたい。なお著者名は「Bowing Man」である。amazonや楽天、その他複数の所で販売中である。amazonでは紙の本も利用可能である。
内容としては、研究の現場にはびこる伝統的悪習「ギフト・オーサーシップ」について、何がどのように問題で、さらにどんな大問題に発展しうるかについて記載している。
ギフト・オーサーシップとは、「あたかもギフトを贈るが如く、その研究に大した貢献をしていない人々も、論文の著者に組み込む」という行為である。研究の現場の外にいる方々には馴染みのない話と思われるが、これは昔からあらゆる分野にはびこる厄介な悪習で、さらに過酷なパワハラ・アカハラ問題にも容易に発展する場合もあるものである。
主に若手研究者向けに書いているが、もちろん研究者ではない方々でも全然大丈夫な感じで書いたので(そのつもり)、興味がおありの方は何とぞ……。むしろ一般の方々にこそ、「研究者って実際はこんな感じなんだな」というのが垣間見られるので、ちょっと面白いのではないかと。
ついでなので(?)kindle路上観察シリーズの方も、ここでまたちょっとだけ「広告」を……。(こちらは完全なる自費、というか「自力」出版である)