この人々は、2007年〜2008年辺りから、活躍し始めたと思われるオジギビト三人衆である。
この人々、恐らく日本全国が活動範囲と思われるので、ご記憶の方も多かろうと思う。メッセージ違いの掲示の例はこちら。
この人々の謝る理由(メッセージ)は、主にこの二種類であるように思える。しかし一枚目の写真では、メッセージの文字が水で滲んでおり、インクジェットプリンタの水溶性インクで紙に印刷された模様である。現場の方で用意した、(半)自作掲示かもしれない。自作掲示にも対応した、いわゆる「素材集の人」の可能性も、当時から感じていた事ではある。
彼らはそこそこ人気者だったようで、その後、京都市内や東京都内などでも、この三人衆には出会っていた。しかしどうも2020年代に入ってから、その頻度もめっきり減ってしまった感がある。
しかし先日、とある解体現場で、思い掛けず彼らに再会する事ができた。
この寒い中、緑帯をバックに、全裸で立っていた陳謝三人衆。久々に出会えた事を嬉しく思うとともに、「なぜここに??」的な気も少々。そんな気がするほど、長らく出会えていなかったのかもしれない。
ところでこの解体現場、石綿に関する掲示もあるが、もしかして石綿がフツーに使われていたような、かな〜〜り古い建物を壊していたのだろうか。
本記事が、2023年最後のものになるかもしれない(多分……)。
皆様、良いお年をお迎え下さい。
ついでに?今年リリースしたKindleマンガたちを。「吐きだめの研究室」第7話は、この年末年始に形を付けたいと思っているが……。