前回は、北海道の小売店などサービス業の現場で活躍する、オジギビト衆を紹介した。
古い順に並べていこうということで、前回は2006年から2013年に確認された人々について紹介した。しかし、その後すぐに、2008年と2010年に撮影された写真を発見したので、追加としてまず最初にそれらの人々を紹介したい。
100円ショップ「キャン・ドゥ」の店員の人である。オジギ姿勢ではないが、役割としては他の現場外直立不動オジギ衆と同じである。
鳥取県鳥取市でも、だいたい同じ時期にキャン・ドゥの人(女性店員)が発見されている。彼女についてはまた後日、「鳥取県の小売店等オジギ衆」という括りで紹介したいと思っている。ちなみに鳥取市の人は釧路市の人とは別人のようだが、今並べてみると似ていなくもない……。やはり同じ会社の人々だからだろうか。
次は2010年に、イオンモール釧路昭和のゲームコーナーで陳謝していた人である。
タイトーの専属の人なのだろうかと思ったが、彼女もまた、工事現場で時折出会うことのある、あの「巨顔一族」の一員ではないかと思う。服装は現場向けではないので、タイトー向けにカスタマイズしたのか、あるいは既に「素材集」にあるのかのどちらかであろう(敢えて確認はしない)。「巨顔一族」については、また後日ここで紹介したい。
しかし、こうしてわざわざ案内しなければならないほど、景品獲得に関して不平不満、苦情が来たのであろうか。まあ店側の気持ちは分かる。
ここからは、2014年以降の人となる。次に紹介する人は、帯広のドン・キホーテの人である。
この人は店舗オリジナルの人だろうか? 以前もどこかで(=当時の本部長の居住地である京都で)見かけたような気がしてならないのだが、どうも思い出せない。やはりサンドラッグだっただろうか。
それはともかく、ちゃんと店員感というかドラッグストア感のある服装の人である。
次の人は、釧路市のコープさっぽろと同じ建物内にある、ゲオの人である。
可もなく不可もなく……いやむしろ、とてもカワイイと言えよう。服装が、ちゃんとゲオの店員用として採用されているものである。ディテールにもこだわりが見える。
下の写真の人は、スーパーのパンコーナーでオジギしていた人である。
パンとか製品のことではなく、出入口の案内の人だった。どうも「素材集の人」の感じがある。深々とオジギしているので、残念ながら顔は見えない(鼻先だけ僅かに見える)。
この犬的キャラは、コープさっぽろの宅配システム「トドック」のキャラ、「トドック」である。ゆるキャラグランプリにもエントリーという実績を持つ。トドックのトラックは市内のいろいろな所で頻繁に見掛けられるので、このトドック(キャラ)もお馴染みの存在である。
メッセージ真ん中辺りの「スーパーマッケト」は、まあありがちなミスとしてそっとしておきたい。
スーパーマーケット「ビッグハウス」で直立オジギ姿勢を取る女性店員オジギビトである。このレベルまで単純化された人の場合、時として眉毛などは髪に覆い隠されているものとして完全に省略されてしまうものだが、この人の場合は分け目からちらりと見えているのがなぜかちょっと嬉しい(!?)。
ところで些細な事だが、「適応」は「適用」の方がより良いのではないかと思う。(同様の疑問は、フクハラ武佐店などでも……。結構頻繁にあることらしい)
ここまで、2010年代の現場外・小売店などの人々を紹介した。2010年代は、本部長は京都にいたので、この時期の北海道の写真はほぼ全て、北海道支部長からの報告となっている。
2020年代に入ってからの例は、また後日ということにしたい。