オジギビト集会所本部長室R

路上観察サイト「オジギビト集会所」本部長のブログ

【路上観察】馬関係のお願い看板

 先日、北海道支部長から、釧路町で見かけた、ちょっと変わった警告看板の報告を受けた。

個人の民家らしき所にある馬関係のお願いと警告
(2024年5月/北海道支部長報告)

 お願いと警告は出してはいるのだが、本物の馬の姿は見えなかったという。それほど痛みが進んだ看板にも見えないので、看板自体はまだ新しい(=現役)の感じがする。そのため、敷地内のどこかに飼われている可能性は、完全には否定できない。しかし、見た感じでは、馬がいそうにも見えなかったという。
 この場所、かなり多くの人の往来があるはずの所なので、地元の人ならばこの看板はわりとお馴染みかもしれない。今度、実際に馬がいるのかどうか(いられる環境なのか)、自分で見に行ってみようかとも思ったりする。
 馬絡みで思い出したものを、ついでに一例。ちょうど17年前の5月に、集会所運営委員長のH氏から送られてきたものである。なお、旧集会所の現場外オジギビトの部屋でも紹介していた人である。

北海道勇払郡安平町早来源武の牧場オジギビト
(2007年5月/集会所運営委員長H氏報告)

 有名な競走馬生産牧場、「ノーザンファーム」で、車の徐行をお願いしているオジギビトである。服装はどうやら騎手のものの様子。牧場なので、服装が現場や小売店などの人々とは、完全に異なるものになっているのが注目ポイントである。
 表情は、ベテランオジギビトの風格を感じさせなくもない。しかし現場・現場外問わず、直立不動型のオジギビトにありがちなことだが、オジギ体勢としての腕の位置(垂らし方)が何とも言えない感じに……。
 牧場関係では、他にも牛やヒツジなどに関係した、同種の看板が見られるかもしれない。今後も注目したいものである。