これまで撮影した写真を見返していて、そう言えばこういう現場もあったな……というものを一つ。京都市左京区の現場で、既に干支一回り分ほど前の撮影である。
この住友不動産専属の人は、以前も紹介した人である。わりと多くの現場で見られる人なので、ご存知の方も多いのではなかろうか。
この現場では、遠くから見ると何か細々したものが散らばっているような看板がもう一つあったのだが、拡大してみると、実に細々とした記載があることが判明した。
その正体は、現場における作業手順書であった。モノトーンで細かく描写されているもので、他の現場では、このような形で出ている例はあまり多くはないように思える。
(ちなみに道路を挟んで光学ズームを使って撮ったので、少々フォーカスが甘いところがあるのはご勘弁を)
これを逐一確認しつつ厳密に従って……という感じではもちろんないのだろうが、「この現場では、こういう取り決め、手順で安全確実にしっかりやっております!」ということを、通行人に示す目的もあると思われる。
細かく色々と手順が書いてある看板は、もっと頻繁に見られるものとしてはクレーン作業などの例があるだろう。これらについても、いずれまとめて紹介してみたい。
本記事の締めとして、もう一度この現場の直立オジギビトを。