これまで三回に渡り、金属棒を支える「支えるものたち」について紹介してきた。
今回は「支える動物たち」の続きと、動物でもオジギビトでも、有名版権キャラでもない例について紹介したい。
最初は支える海獣の例を。
下の金属棒を支えるための穴を、イルカという動物の特性を利用してうまいこと確保している。地面と接する部分は、波のようである。
次の例は、現場で働く気満々の陸生動物の例である。
このキリン、赤いスコップを持っている。労働動物衆の仲間に入る資格は十分にあると言えよう。(もっとも、支える動物たちは全て、労働動物衆と認定しても差し支えない、現場への貢献ぶりである)
使いやすいキャラクターとして扱われるあの鳥類も、支えるものとして活動している。
改めてこの写真を見ると、下側の金属柱がない。用意できなかったのか、必要ないと判断されたのか……。
次は、これまでの支え動物とは多少毛色が違う感じの、支え動物である。
支えネコである。顔の部分の表現が、これまで紹介した支え動物とは、かなり違った印象を与える。
次は支えキツネである。地域的にはキタキツネということになるが、「ご当地もの」かどうかは現時点では不明である。
額の部分に、葉っぱが付いている。人を化かすときに使う葉っぱということだろうか。
次は富山市内で活躍中の、支え鳥類である。この時期は北陸新幹線が建設中で、その関係で大量配置された「支えるもの」の一つであると考えられる。支える台全体にその動物が一個体割り当てられるのではなく、通常型の支持台の上に、複数が配置されるというデザインである。
少々調べたところ、このキャラは新潟県の宣伝マスコットキャラ、「トッキッキ」ということであった。つまりトキである。富山県なのに……と思ったが、まあ北陸新幹線繋がりということで良しとしたい。
次は全く同時期(というか同じ日)に、別の現場に配置されていた「支え新幹線」である。
北陸新幹線がカッコ良くも美しく配置されている。下の方にある白い地図は、北陸新幹線の通る所を示している。しかし本部長はこれを見た時、一瞬だけとはいえ「ちょっとデフォルメした鳥取県」に見えてしまった(能登半島が弓ヶ浜に見えてしまったということに……)。まあ鳥取県には少なくない期間住んでいたこともあるので、ある種の条件反射(?)的なことと言えるかもしれない。
そして今回の「支えるもの」の最後を飾るのは、「支える北海道」である。
二枚の写真共に、北海道が左右逆になる方向からの撮影だったことは、どうかお許しいただければ……。それはともかく、他の都府県にも、県の形を何らかの形で取り入れた支え台があるかもしれない。中には結構、デザインとして使いにくい形の県もあったりするのではなかろうか。
この「支えるものたち」は、他にもご当地ものや版権キャラなど、数多くのものが全国で活躍しているに違いない。注目している人も結構多い模様である。今後も様々な支えるものたちが出てくることを、期待したいところである。
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