世間はWBCの興奮冷めやらぬ状況のようだが、当集会所本部長室は全くの平常運転でのんびりゆったりである。
今回は、最近しばしば見掛けるようになってきた、カラーコーンに被せる形の注意喚起・陳謝掲示兼カバーの中でも、ちょっと目を惹いたものを一つ紹介したい。
「工事中」、「ご迷惑をおかけします。」のメッセージからして、このカバーも立派な現場陳謝看板の一種と言える。そしてオジギビトもちゃんといるわけだが……保護帽を除いて真っ黒である。一応はオジギしているように見えなくもないが、輪郭のみの人よりもさらに、どういうオジギ姿勢なのかが分かりにくくなっている。たぶん、体の前で手を交差するなどしているのであろう。
しかし裏側に回ると、真っ黒ではなくちゃんと表情が分かる、パーツ型(頭のみ)の人が、回り道の協力をお願いしていた。同一人物であろうか。
カラーコーンのカバーにはいろいろな種類があると思われ、その用途は上の写真のように現場で使うものの他に、駐車関係のものも色々ある模様である。下の写真も、その一つである。
寸胴で目つきのちょっと悪いネコが、「ここは駐車禁止にゃん!」と、警告を発している。よく見るとこのネコ、スカーフを巻いているようである。結構オシャレである。また、鼻と口の部分が、他の部分に比べてちょっと違った感じになっているのも見逃せない。
カラーコーンに被せるタイプの警告や陳謝掲示は、手軽かつ安価ということで、今後ますます増えていくかもしれない。オジギビトがずらりと並んでいる現場も、既に出てきていることだろう。このタイプのカバー&カラーコーンには、今後も注目していきたいものである。