先日、四国支部長から、高知市の市バスの車体上で活躍するオジギビトの写真が送られてきたので、紹介したい。
「発進時ゆずってくれてありがとう」という事は、このオジギビトはどうやらバスの車体後部で、後ろからやってくる車に対して、頭を下げているようである。「譲ってくれて有難う」という、既にその行為が始まっている形でお礼をしているが、つまりこれは「少しの間後ろで待って、動き出すバスに道を譲ってくださいね」というお願いの掲示であろう。
近くにあるネジの頭の大きさなどからして、あまり大きな掲示ではなさそうである。結構難しい条件下での撮影だった模様(四国支部長に感謝)。
バス会社関係のオジギビト衆は、鉄道関係の人々に比べると、あまり数は多くないかもしれない。(単に本部長が出会えていないだけかもしれないが)
最初にちゃんと写真に撮ったバス関係の人は、大阪の伊丹空港近辺であった。
大阪空港交通株式会社(当時)の人である。帽子のOKKとは、「大阪空港交通」の略称であろう。典型的な直立不動型オジギビトである。肩幅の広い、なかなか体格の良い人であるが、表情があまり明るくない感じがする。耳たぶに何か違和感があると思ってよく見たら、前傾姿勢のはずなのに肩の後ろに耳たぶが被っているようである(特に右耳が顕著)。
もう一人のバス関係の人は、札幌駅のバスターミナルで出会った、女性オジギビト。
正確には、バス会社の人ではなく、札幌駅の管理関係の人のようである。この人の写真を撮ろうとしたら、どうしても自動ドアが開いてしまい、結局かなり離れたところから撮影せざるを得なかったという、ちょっと間抜けな思い出がある。
交通関係では、やはり鉄道の人々が一大勢力を誇っていると思われる。これまで鉄道系の人々は少し出してきたが、駅の工事関係の人々であった。車内や駅で活躍する人々に関しては、またいずれそのうちに。