今回の集会所移転作業中に、そういえばこういうのも……という例を思い出したので紹介したい。地方自治体マスコットとオジギビトの「共演」の例である。2014年4月、宝塚市(宝塚大劇場近傍)の現場である(Y.Y.氏提供)。
直立不動型オジギビト二人に挟まれて、花に水を撒いているのは兵庫県マスコット「はばタン」である。はばタンに関しては、兵庫県のサイトを参照されたい。
これまで撮影した写真を幾らか見返してみたところ、本部長はさらに6年前の2008年10月に、東灘警察署(神戸市東灘区)の耐震補強工事現場で、この水やりはばタンに出会っていたことがわかった。そしてさらに少し前に、鳥取県の倉吉駅構内ではばタンのポスターを目にしていた記憶も少々……。つまり、はばタンには意外と何度も出会っていたように思える。
しかし現場での告知および陳謝の場面で、ある意味その場の「主役」として配されているはばタンを見るのは、この宝塚市の例が初めてであった。しかもわりと顔の知られたオジギビトを二人も従えているとは。やるなぁはばタン……とちょっと思ってしまう。
もしかすると、保護帽を被り、スコップとかつるはしを持って土木作業中のはばタンも、既に兵庫県の現場には登場しているのかもしれない。ただ個人的にはやはり、現場においても、はばタンにはこのような「花に水やり」が一番似合う役どころではないか、と思ったりもする。現場作業者はばタンも、見たくないわけではないが……。
はばタンには今後も兵庫県内の様々な現場で、花を咲かせて欲しいものである。
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