オジギビト集会所本部長室R

路上観察サイト「オジギビト集会所」本部長のブログ

【PC】恐怖!エラーコード0x8007000dの怪

 この道東太平洋側もそれなりに暑いのだが、やはり30度近くにはなっても、明らかに超えるようなことは今のところ無い。エアコンの無い、レースのカーテンなどで日射をある程度遮っている部屋の温度は、大体31〜32度がピークらしい。まあ、「程々に暑い」といったところか。列島の殆どの地域の皆様には、何だか申し訳ないという気分である。

 それは良しとして(?)、先日、北海道支部長(=姉)から、WIndows10ノート機のWIndowsUpdateの不具合について相談があった。PCを預かって確認してみると、多くの人々が出くわしている厄介なエラー、0x8007000dというものであった。

咄嗟に画面を雑に撮影した写真

 スクリーンショットではなく画面の雑な撮影で恐縮であるが、調べてみると実に多くの人々が、この文面のようなエラーに悩まされている様子。この場合は、Windows10のバージョン22H2の累積更新に関するアップデートで、問題が生じていた。このエラーコードは、更新ファイルに何らかの問題がある場合に、出てくるもののようである。PC側は「再試行する」とは言っているのだが、何らかの問題ありなファイルがいつまでもしつこく残っているせいか、ダウンロードと更新を何度繰り返しても、このエラーが延々と出続けるようである。
 そういうわけで、皆様がこれまでどう対処したかを参考にして、あれこれしてみたのだが、噂通りなかなか頑固なエラーであることを実感した。Windows自体を、一からインストールし直したりしている人もいるようである。
 コマンドプロンプトからのsfc(システムファイルチェッカー:破損したシステムファイルを検出・修復・復元するツール)の実行と、DISM.exe(システムイメージのチェックや修復を行うツール)の実行を試みたが、これらは(予想通り)効果無しであった。WIndowsUpdateの「追加のトラブルシューティングツール」を実行しても、もちろん……と言っては何だが、効果は全く無かった。実にしつこい。OSを再インストールしたくなる気分も理解できる。
 相当頑固なものが居残って悪さをしているらしいという事で、ではその悪いものが潜んでいるのはどこか?という事になるわけだが、それは別のエラーコードに関する問題について記載していたサイトで、ヒントを得ることができた。
 WindowsUpdateに関するファイルの格納場所は、C:\WINDOWS\SoftwareDistributionであり、本来ならばあまり触らない方が良い所であるが(OSを構成する部分だろうから当然か)、Updateに関する問題が発生した場合は、一旦削除すると問題が解決する場合があるという。
 安全のためこのフォルダのバックアップ(&リネーム……後ろにoldを付けるというお決まりの奴)を取り、フォルダの中身をできるだけ削除(但し何やかや言われて削除できないものがある模様……管理者権限でもダメなの?と……)して再起動、そしてWIndowsUpdateを実行。
 今度は普通にダウンロード、更新できた。但しUpdateに関する情報が失われたせいか、更新終了までにかなりの時間がかかった。しかしこの22H2累積更新ができたお陰で、その後に続く複数の更新も滞りなく進み、問題は解決された。今では「サクサク」(北海道支部長・談)だそうで。めでたしめでたしである。

 まあ、ちょっと乱暴な解決策と言われそうだが、例えるならば「のど飴とかのどスプレーとかでは全くダメな、頑固極まりない痰の絡みを、自分で吸引管を喉にツッコんで除去した」という感じか。その後、動作に問題は出ていないようで何よりである。
 詳しい方々には結構乱暴な対処だと苦笑されるかもしれないが、「元を絶つ」という考え方に基づけば、まあこうならざるを得ないかと。少なくとも、OSクリーンインストールとか、そんな大袈裟な事態にならなくて幸いであった。

 PCの話ばかりでは何なので、7月末に北海道支部から届いた、現場の写真を一枚。

北海道比布町・比布大雪PAの週休二日人(2023年7月)

 現場の皆さんは、日曜日は当然お休みとして、土曜も活動している(=週6日勤務)ように見える場合が多いと思っていたが、今はやはり働き方改革とかで、週休二日制を積極的に導入している現場が増えているのだろうか。
 しかしこのように、高らかにそれを「宣伝」している現場もあるというのが、これまでの状況を反映しているようで、やや複雑な気分にもなってくる。今まではやはりそうではなかったのね……と。(そしてこういう看板も製品としてちゃんと作られているという現状……)