今季は明らかな暖冬ではあるが、道東地方太平洋側もそれなりに寒く、また積雪も多少はあるので、工事現場の遭遇率もやはり下がりがちである。
しかし工事は年間を通じて、確実に行われているものである。2月に入って、ようやくちゃんとした(?)解体工事の現場に、遭遇することができた。そこでは、90年代からお馴染みのベテランのオジギビト衆が、活躍していた。今回は2024年における初の解体現場遭遇記念(?)ということで、これらベテランの方々をここで紹介させていただくことにしたい。
まずはこの方。相変わらずの藤子不二雄キャラ的男前ぶりである。
頭上注意タイプの彼は、わりと最近出てきた感じがある。見得切りポーズの彼は、かなり前から全国の現場でお馴染みのはず。
そしてこの方、縦長瞳の彼である。
この方も、大変長いこと現役である。あと十年、いや二十年はフツーに出会うことができるのではなかろうか。
縦長瞳の男に関しては、過去の記事も参照して頂ければ幸いである。
今はむしろ、これらの人々のようなベテランオジギビト衆に出会う方が、新人に出会うよりもむしろ嬉しいかもしれない。出会える確率は確実に低くなっているのだが、旧知の友に偶然出会えたような、喜びを感じることができる。
できれば大成建設のあの坊や(初代)が、何かの間違いで……というのを願っているのだが、大成の方でも恐らく残ってはいないだろう。90年代終盤の頃が、初代に出会えるギリギリの線だったのだろう……としみじみ思ったりする。